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2009/05/11 (Mon) 本気か、冗談かを確かめても・・・


「七緒って前より話しやすくなったよね。」
「はぁ?」

ある日。
乱菊さんと歩いていたら、いきなり乱菊さんがそう言った。

「何か前はさ、とっつきづらい感じだったけどね。副官になってだんだん良くなってきたんじゃない?あんた。」
「そうですか?別に、私は今も昔も変わっていないとおm・・・」
「・・・・・」
「何ですか?人の顔見て・・・」
「京楽隊長が原因だったりして~?」
「!!///な、何を勝手な事を・・・!!」
「あら?顔赤くしちゃって、まだ何も言ってないわよ♪七緒ったら、可愛いわね~♪」
「赤くなんてなってません・・・!!///」
「じゃ~、あたし仕事あるから☆京楽隊長によろしくね~♪」
「乱菊さん・・・!!///」

そう言った時には、もう乱菊さんは行ってしまった。

全く乱菊さんは・・・


でも、思い返してみればよく「変わった」とか、「とっつきやすくなった」とか言われている気がする。

それは・・・京楽隊長のおかげ・・・?

(・・・七緒ちゃ~ん♪・・・)

一瞬そんな声と顔が浮かんできて、私はそれを必死に否定するかのように首を振った。


まさかそんな事はありえない。

ブラブラとすぐどこかへ行くし、気分がのらない仕事をサボったり、一日中七緒、七緒うるさいし・・・・・

お世話役みたいで本当に疲れる。

そうだ。
ただあの人のお世話をしているだけの話。

京楽隊長の事なんて、私は何とも・・・


そんな事を思っていると、女史達の話声が聞こえてきた・・・





「本気か、冗談かを確かめても・・・」





何やら、女史達は盛り上がっている。

別に休憩時間だから構わないし、興味がなかったが、女史達の声が・・・

「え~!!それホント!?」
「嘘じゃないでしょうね~?」
「本当だよ!今度、食事でもどうかって京楽隊長に誘われたもん!」
「え~、いいな~。あんた、京楽隊長の事好きだったもんね~。」
「羨ましい!!あたしだって京楽隊長の事好きなんだから!」
「無理に追われて、驚いちゃう事多いけど、結構想ってる子がいるよね~。」
「うんうん。でさ~・・・・・」

その大声はこちらまで聞こえてきて、その話題に私は一瞬止まってしまった。


・・・何だ、やっぱりそうなんだ。

別に驚く事じゃない。
女性好きで、ブラブラしてる人だし、
別に誰でもいい訳で・・・


何が、僕の七緒ちゃん・・・なんだか・・・


こんな事を考えてるのも、自分の今の何だか落ち込んだ気持ちも、
その女史達の話を聞いているのも、嫌で私は早足で仕事場へと向かった。


自分の部屋で、仕事を進めようとするが何故か進まない。

何だかイライラする。
先程の女史達の話題も、そんな事で仕事が手につかない自分も・・・


そんな時、こんな気分にさせた聞き慣れた声がした。

「七緒ちゃ~ん♪ちょっと大事な用があるんだけど~。お~い、七緒ちゃ~ん?いるんでしょう~?」

もちろんその声は、京楽隊長。

今は気分が悪いから(京楽隊長のせいで)無視してやりたいが、大事な用となっては仕事なので仕方ない。

引き戸を開けると、いつもと変わらぬ京楽隊長。

「おおっ♪今日も可愛いね~、七緒ちゃん♪」
「・・・何ですか?用とは。」
「ん~、いつもに増してつれないな~♪ちょっと大事な用事なんだ。僕の部屋に来てくれるかな?」
「・・・わかりました。」

そう言われて、京楽隊長の部屋へと向かう。

いつもに増して・・・そうかもしれない。
つい先程の事もあって、そんな言葉を聞くのも何だか嫌だった。
どうせ誰にでもあんな事を言ってるのだろう・・・


そんな事を思いながら、京楽隊長の部屋に着いた。
着くなり、京楽隊長は急に真剣な顔になって・・・

「七緒ちゃん。実はさ・・・」

何か重大な事でもあったのだろうか・・・?

そう思ったら、次の瞬間・・・

「七緒ちゃん・・・明日暇?」
「え・・・?」
「明日さ、‘食事でも一緒にどう?’いいとこ見つけたんだよ~!ここなら、いつも行ってくれない七緒ちゃんでも~・・・」
「!!・・・」

いつもなら冷静にさらっと断れるはずだった。

でも、今気分が悪い。
その上・・・

(・・・「食事でもどうかって京楽隊長に・・・」・・・)

色々な事で頭が混乱してしまっていた私は・・・

「・・・誰にでもそう言うんですね。」
「え?」
「その言葉・・・私で何人目ですか?」
「ちょっと何言ってんの、七緒ちゃ・・・」
「とぼけないで下さい!別に誰でもいいなら、こんな私じゃなくて、すぐに了解してくれる女性でも誘えばいいじゃないですか!僕の七緒ちゃん?本気でもないくせにからかわないで下さい!!」

いつもの私らしくない。
こんなどうでもいい事で・・・こんな熱くなって・・・

気づけば知らないうちに涙が・・・


どうでもいい事?

・・・いや、違ったんだ。

だらしないけど、どこか温かくて、
すぐにどこか行ってしまうけど、私の知ってる所に絶対いて、
仕事をサボるけど、何だかんだで仕事を終わらせる、
いつもヘラヘラしてるけど、ここぞという時は誰よりも頼れる存在・・・

たぶんそんな京楽隊長が好きなんだ。

いつも自分の名前を呼ばれてうるさいと思っていたけど、どこかで特別扱いされている事が嬉しかったんだ・・・。

こうやって少し冷静になってわかった。
少し優越感に浸ってた自分のせいだ。
全部自分のせい・・・


「・・・すみません。私とした事が熱くなってしまいました。今言った事は忘れて下さい。本当にすみませんでした。・・・では、失礼します。」

そう言って、隊長の部屋を出ようとしたその時、京楽隊長は一瞬で私の前に来て、今までに見た事もない真剣な顔で・・・

「ごめんよ。七緒ちゃん、泣かせちゃったね・・・。」
「別に、泣いてません・・・。用があるので失礼します。」

そんな声で話さないで。
・・・これ以上優しくしないで。

「謝るよ、七緒ちゃん。確かに、色々な子に声かけちゃったかもしれないからね・・・。」
「謝らなくて結構です。私には関係ない事ですし、京楽隊長のお好きなようにすれb・・・」
「でもね、こうなのも七緒ちゃんのせいなんだよ?」
「え?な、何故、私が・・・」
「‘本命の女性’が振り向いてくれないからじゃないか♪」
「!!///な、何をまた!(汗)か、からかわないで下さい!」
「からかってないよ。これは本気で言ってるんだよ?何ならこのまま七緒ちゃんを抱きかかえて、尸魂界中を回ってやってもいいよ?」
「!!///」

そんな真剣な顔で、そんな事を言われて・・・自分でも今顔が赤くなっているだろうとわかる。

慌てて、私は・・・

「な、何言ってるんですか!わ、私はこれで失礼します!///」
「あ、待ってよ!本気で言ってるのに~。七緒ちゃ~ん。僕のラブリーな七緒ちゃ~ん~。」

またそんな事を・・・///

本気なのか、冗談なのかわからない。

でも、自分の晴れた気持ちは一体なんだろう。


そんな事を思いながらも、貴方は私の名前を呼び、追ってくる。


あの言葉は、本当に本気ですか?
冗談じゃないですか?



京楽隊長・・・

本当に本気なら・・・・・

このまま隊舎中を回ってもいいんですか・・・?///







あとがき
アンケートリクエスト第2弾、京楽隊長×七緒ちゃんを再録。
妄想120%です(笑)

いつも七緒ちゃんラブな京楽隊長。
空回りか?と思っていたら、カラブリで七緒ちゃんもまんざらでもない件が発覚し、再熱でした(当時は)
原作でもなかなかの萌えCPだと思います。是非もっと描いて頂きたい。

このCPも好きなので増やせたらなぁ・・・と思っております。

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