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2000/01/30 (Sun) 赤の他人? ~発展途上な二人~



違う、違う!

あいつは、ただの・・・

ただの赤の他人。





「赤の他人? ~発展途上な二人~」






とある休日。

一護とルキアは街中を二人で歩いている。
歩いていると言っても、ルキアが一護を引っ張り気味、一護がまるでやる気なしな様子ではあるのだが・・・。

そんな一護が、ルキアに・・・

「・・・おい、何で俺がお前の水着選びに付き合わなきゃいけねぇんだよ。」
「良いではないか♪どうせ暇だったのだろう?」
「どうせって何だ、どうせって。そういうの俺全然わかんねぇし、たつきや井上達誘えば良かったんじゃね?」
「男がグダグダ言うのは感心しないぞ。ほら、細かい事は良いから早く行くぞ!」
「・・・・・」

会話の中の話からすると、どうやら皆で海に行く為(26巻・巻末水着イラストより)に、ルキアの水着を買いに行くようである。

最初は少し文句を言うも、仕方ないと渋々付き合う事にした一護。



そうして、店に着き、ルキアの水着選びをする事に。

しかし、もうすぐ海やプールなどが最高潮になるこの時期。
大勢の人々が水着を見に店に来るのは当然で、それが女性同士や、カップルなどが多いのが明らかにわかる。
そんな中、「ただの付き添い」という位置に立たされている一護は何だか居心地の悪さを感じていた。

そんな一護をよそに、ルキアは店員に色々な水着を勧められている。

「お客様にはこちらの水着などいかがでしょうか?どんな所でも主役になれる水着でオススメですよ♪」
「(む?主役とは何の主役なのだ?・・・わからぬが、ここは何とか話を合わせなければ・・・)まぁ~、それは素敵ですわ♪」
「はい♪後ですね、別のこちらの方はこの夏先取りのデザインでございます。他にも、細身でスレンダーなお客様にはこういった水着も~・・・」
「(む~、どれが良いのやら・・・(汗、汗))な、なるほど~v(汗)」

店員に半ば押され気味な様子で色々な水着を説明され、どれが良いかも考える暇なく(店員の説明も半分以上わかってない)ルキアは少々困り気味。

そんな様子を、こいつ半分以上話わかってねぇんだろうなぁと思いながら近くで見ている一護。


すると、ルキアの反応に、もう一息何か決定打がほしいと気づき始めた店員が、一護の存在に気づく。

店員は、一護に・・・

「お客様。」
「(俺の事か・・・?)・・・はい?」
「お客様は、こちらのお客様の‘彼氏さん’で?」
「はぁ!?」
「彼女さんも悩んでおられますし、宜しければご一緒にs・・・」
「違います。」
「え?」
「こいつとは‘赤の他人’です。」
「・・・はい?」
「‘ただの付き添い’で来ただけなんで。こいつの好きなやつをこいつの好きなように選ばせてやって下さい。」
「・・・は、はぁ・・・(汗、汗)」

居心地が悪いのもあってか、何だか冷たく返答する一護。


確かにそんな関係ではないし、自分が半ば強引に付き合わせてしまっているのは充分わかる。
でも、赤の他人だなんて・・・そんな冷たい態度で答えなくても良いではないか。

一護の態度を見て、そんな事を思いながら少しムッとするルキア。

すると、半ばヤケになったルキアは店員に・・・

「店員さん、こちらのお店の一番オススメの水着はどちらでしょう?」
「え?あ、はい!当店一押しの水着はこちらです♪色の種類もたくさんあって、今大人気でこざいまして、きっと海やプールでも‘注目’されるような水着かと思います♪」


(・・・注目!?・・・)

店員のその言葉に反応する一護。
その水着を見ても、確かに派手で何だか男性などが特に目を向けてしまうようなデザイン。

海には他の連中(死神達を始め)も集まる今回。
ルキアがその水着が似合わない訳でもないし、自分がルキアをどうこう想っている訳でもない。
しかし、今の気持ちをうまく説明できないが、何だか面白くないと思う一護。

ルキアが「それにします。」と言おうとした瞬間、一護が・・・

「おい、それはやめろ。」
「・・・え?」
「お前には派手すぎだろ。やめとけ、それは。」
「・・・い、一護?」
「そうだな・・・。え~と・・・お、これだな。これにしとけ。」
「む・・・これ、か?」

そう言って、一護は違う水着(26巻・巻末水着イラストより)をルキアに手渡し、さらに続けて・・・

「そんな派手なやつより、そっちの方がお前に似合うと思うぞ。」
「え・・・ほ、本当か!」
「ああ。」
「む~・・・良し!じゃあ、こっちにする♪」
「おう。・・・店員さん、そんな訳でそっちのじゃなくて、こっちので宜しく。」
「・・・え?あ、は、はい!お買い上げ有り難うございます!(あんな事言ってたけど、やはりカップルだったのかしら・・・?)」


そうして、ルキアの水着選びも何とか決まったようである。
と言っても、本人ではなく色々あって一護がほとんど決めたのだが(笑)


店を出て、帰り道を歩く一護とルキア。

「良し、これで準備は整ったな♪貴様に結局選んでもらったし、買い物の付き添いまでしてもらってありがとな、一護!」
「・・・別に構わねぇけど。」
「む?何だか店の時辺りから様子が変だな・・・何かあったか?」
「何もねぇよ。」
「いや、何かあるって顔しているではないか。怒っておるのか?」
「そんな顔してねぇし、怒ってもねぇ!」
「ほら、怒っておるではないか!・・・人が素直に礼を言っているのに。」
「え・・・」
「自分でもよくわからぬが、貴様の店での最初の態度は何だか嫌だったし。よくわからぬが・・・貴様がこうして私の水着選んでくれたのは嬉しかったぞ。ありがとな。」

ルキアの言葉に、一護は冷静さを取り戻す。
さっきまで色々な事で何だかモヤモヤしてて、そんな気持ちになる理由がわからず気分が悪かった。
でも、何だか今の気分は悪くない。
・・・むしろ、気分が良い。


何だか説明できないこの気持ち。
気分が悪くなったり、気分が良くなったり・・・変な感じ。

まだどちらに転ぶかもわからないような‘発展途上’の気持ち。

一護も、ルキアも、そんな気持ちを感じている。


でも、今はその気持ちは一先ず置いといて・・・

「・・・わりぃ。」
「え・・・?」
「感じ悪くて悪かったって事だよ。後、それ(水着)に関しては礼言われる事でもねぇだろ。・・・てか、それで良かったのか?」
「む?貴様が似合うと言ったのであろう?だから、結構気に入っているぞ♪」
「あっそ・・・」
「ふふふ・・・♪」
「・・・あ、日焼け止めのクリームとか持っていった方がいいぞ。」
「む?日焼け止め・・・?」
「日焼けは肌にあまり良くないんだよ。だから、クリームとかで日焼けしないようにすんの。」
「おお、そうだな。その為にそんな物まであるのか・・・!」
「ああ、帽子とかも持っていった方が良いかもな。日も強いだろうし。」
「うむ、そうだな!」
「後・・・泳ぐ時以外はできるだけ上着とか着てろよな。」
「む?それは何故だ?」
「・・・・・‘日焼け予防’の為だよ。」


そんな会話をしながら、二人は黒崎家へと帰っていく。

一護の最後の言葉の意味は・・・‘日焼け予防’の為・・・だけ?(笑)





違う、違う!

あいつは、ただの・・・

ただの・・・赤の他人・・・?






あとがき
リクエスト作品、一護×ルキアを再録。
愛する徳川さんへ捧げ物作品ですv

その前にとても素敵で、激萌えな宝物を頂き、
「お礼にリクエスト作品書かせてやって下さい!」とご迷惑ながらお願いし、
とても素晴らしいネタを頂きまして、書かせて頂きましたこの作品。

テーマは「水着関連で、ルキアちゃんの水着(JC26巻・巻末イラスト)を一護が選ぶ」

なんて素敵なネタv
本当に、そんな話であったらいいのに~!

こういう原作風味の発展途上なイチルキも良いですね。


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